ゴールデンウィーク中の平日、学校を休ませて旅行に行ってもいいかと悩むご家庭もありますよね?
平日に学校を休むのはありか、なしかまとめました。
以前と比べて、ゴールデンウィーク等の平日に家族旅行で学校を休むことに賛成する人も増えています。
休むとなったら、悩むのが学校へ伝える欠席理由。
欠席理由をどうするか?なども以下に書いてありますので是非ご覧ください。
ゴールデンウィークの平日に学校を休んで家族旅行はありなの?
2024年のゴールデンウィークですが4月27日~29日で3連休。5月3日~6日で4連休となります。
間にある4月30日~5月2日の平日に学校を休ませて、長期の旅行に行くか悩まれる家庭もあるのではないでしょうか?
平日の3日間を休ませるとすれば、最大10連休と大型連休となり家族旅行に行くにも十分ですね。
学校を休ませることについて、賛成意見も反対意見もあるでしょうが正解も不正解もないと思います。
以前は学校を休む事に否定的な意見の方が多かったですが、近年では賛成派と反対派半々になっているようです。
昔は皆勤賞があり、1年間休まず登校できた子は表彰してもらっていました。
その事から、休まず学校へ行く事が善で、理由無く休む事が悪のような風習になってしまっていたのではないでしょうか?
まずは、賛成派と反対派の意見それぞれを見てみましょう。
賛成派
学校を休ませることに賛成派の意見として多く見られるのは
- 家族との思い出を作りたい
- 数日休んだくらいでは、勉強に遅れない
- 親の仕事の都合上、長期の休みがゴールデンウィークしか取れない
等が多いと思います。
親が共働きで普段から休みが合わない家庭も多いです。
その場合、どこかのタイミングで学校を休ませないと永遠に家族旅行なんてできない…という家庭もあるかもしれませんね。
なかなか家族の休みのタイミングが合わない場合、たまには家族で過ごす時間を取りたいと願うのも自然だと思います。
反対派
反対派の意見として多く見られるのは
- 勉強に遅れる
- 簡単に休めると思い、休み癖がつく
- 周りになにか言われるかもしれない
等が多いと思います。
お子さんが休んで遊びに行ったことで、周りから「ずる休みだ!」なんて言われるかもしれない。そんな心配をするくらいなら休ませない方がいいと考える親も多いのではないでしょうか?
ラーケーション
2023年9月から愛知県で始まっているラーケーションをご存知でしょうか?
自主学習をするという事が前提なのですが、保護者の休みに合わせて平日に学校を休んでも欠席扱いにならないという制度です。
年に3日まで取得する事が可能です。
学ぶ日・学ぶ場所・学ぶ事を計画し、学校に提出します。
行き先は遊園地や海外旅行でもなんでもOK。もちろん遠出をしなくても近所の公園、自宅で家族と過ごす等でも大丈夫です。
事前に家族とどこで何を学びたいか計画を練る事になるので、子どもも行き先で学びを意識するでしょうから勉強になりそうですね。
学校では体験できない事なので、思い出にも残りやすいですね。
こういった制度が全国に普及し当たり前になれば、もっと休む事に抵抗がなくなり悩む事も減るかもしれません。
賛成派・反対派どちらにしても、大切なのはお子さんの意見です。
お子さんがどうしたいかを話し合って家族で決めることが大切です。
欠席理由はどう伝えるべき?
学校を休んで旅行に行く選択をした場合、先生にはなんと言って休めばいいか悩みますよね?
なんとなく、旅行で休むなんて…と後ろめたい気持ちになってしまうものです。
ですが、「家庭の事情で欠席します」と伝えればOKです。
「体調不良で休みます」など変に隠さないようにしましょう。
病気で休む等の理由にすると、子どもにも嘘をつかせてしまうことになるのでそれは避けた方がいいと思います。
子どもも嘘をついているという罪悪感を持ってしまいます。
旅行の日程が決まれば、「家庭の事情で〇日はお休みします」と伝えれば先生側は察してくれるでしょう。
また、休んだ分の学習を家庭でフォローしておくとベストだと思います。
ゴールデンウィークの平日に学校休んで旅行はOK?まとめ
以前と違い、旅行などで平日に休むことを反対する意見は減ってきました。
家庭によっては、子どもの休みと仕事の休みが合わない場合もありますからね。
休ませる、休ませないどちらにしても、まずは子どもの意見を聞いて家庭で話し合う事が大切です。
子どもの意見を優先させるべきだと思います。
休む場合は、「体調不良」などと嘘をつかずに、「家庭の事情」と正直に伝えれば先生達も察してくれるでしょう。
また、休んだ分の勉強は家庭でフォローできるといいですね。